静岡県の山中の遠州七不思議に数えられています。
標高約800メートル、普段は水気のない山頂の窪みに、7年に1度、突如として満々と水を湛える神秘の池が出現し、数日後何処へともなく水が引き、池がなくなってしまう「幻の池」です。(長い所で100メートル、短い所で40メートル程の楕円の池だそうです)
伝説によると、「桜が池」の竜神が信州諏訪湖に行く途中、池の平で休息していく時に出現すると言い伝えられています。
最近では、平成元年に「幻の池」が出現しました。
池の平までのセフレ交通は徒歩でしかなく、片道約2時間ほどかかります。池のほとりには石の地蔵様があり、これには「おかわ様」の悲しい物語が伝えられています。